くぼ骨ニコニコブログ
コルセット有害論
【日本初!セカンド・セラピスト】の久保です。
圧迫骨折専門治療をしております。
コルセット有害論を解りやすく書いてみました。
圧迫骨折の痛みには二つあります。
一つは、骨折部そのものの痛みです。(急性)
二つ目は、骨折椎体の楔状変形による背骨全体の形態変化による慢性的な腰痛等周辺痛です。(慢性)
要するに形が変わったことによって姿勢変化がおこり筋肉のアンバランスによる全体的な痛みです。
一つ目の対処は、安静ですが、通常の仰臥位(上向き寝)では患部の安静は保たれず、仰臥位で居れば居るほど「楔状」変形を進行させる力学的ストレスが掛かります。
この誤った安静が、骨折部の痛みの継続増悪と、変形の進行を齎しています。
(私の観察経験では、新鮮例の症状増悪は3週~4週続くとみています)
正しい対処法は、一刻も早い「痛くない姿勢の保持」です。
痛くない姿勢とは、患部に「力学的ストレス」のかかってない姿勢です。
但し、本当に椎体が軸方向に潰れている事がX-P状視認できる程の状態であるとすると3週間位の感は、姿勢変換時の痛みは激烈です。その際は注射や痛みどめの服用もありかと。
しかし、どの様な場合でもコルセットは有害です。
何故ならコルセットの採寸を力学的ストレスのかかった立った姿勢(脊柱形態)で行い、そのまま固定するからです。
これは拷問に近い処置です。
わかります?痛い姿勢の立ったまま採寸して、出来上がったらそれを着けるんです。
そりゃ、痛いでしょ。だって痛い姿勢で作ってるんですから。
二つ目の対処は、
ここからが当院の得意なところではあるんですが、実は説明ができない。
なにせ、楽な姿勢を求め、「ゼロ・キロマット」で寝てもらうだけ!なんです。
すると不思議なことに、姿勢が変わるんですよね!
信じられない!ですよね?
公開施術しますか?
腰の曲がった高齢者呼んできて。
だれか集客してくれたらやるんだけどなぁ。